年上王子のお嫁さん☆
啓飛は、お風呂に入ってから寝る人だから、意外だった。
あたしは、さっき入ったんだけど…
不思議に思っていると、啓飛はニヤリと笑った。
「…いいから、寝よ?」
「ぇ…う、うん…」
啓飛に促されるまま、寝室に連れられる。
てゆうか、着替えたい…
「ねぇ、スウェット貸して?」
「え?俺のでいいの?」
首を傾げる啓飛に、内心ドキドキしつつ、頷く。
「ワンピースだと寝づらいから。
大きくてもいいから貸して?」
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