夢で逢えたら・・・(仮)
計り知れぬ怒りと、何もできないもどかしさとでやりきれない思いが少女にも伝わったのか、消え入りそうな声で少女は言葉を紡ぎだした。

「・・・あなたは・・・なぜ・・・あたしの目が・・・見えないと・・・わかるの・・・?」


少女の問いに頭を撫でていた手に僅かながら力が入る・・・

何と答えよう・・・



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