DislikeMan~男なんて嫌い~
「恋歌っ!!大丈夫!?」
勢いよく部屋のドアが開いたと思ったら、びっくりするような早苗の声が飛んできた。
「さっ早苗!?」
私の肩をつかんで、勢よく揺さぶる。
気持ち悪くて思わず吐きそうになったくらい。
「変態親父に襲われそうになったって!?
恋歌も恋歌だよ。そんな親父にのこのこついてくなんてさ!!
男嫌いはどこ行ったの!?___」
「ちょっと、待って早苗!!」
だいぶ話が違う方向に向いてるんだけど。
「襲われそうにはなってないよ!!」
「……え?」
ぴたっと動きを止めてぽかんとした顔をする。
「ついていったんじゃなくて、連れて行かれたの」
「……ん?」
話が見えないとでも言いたげな顔で早苗は言葉を返す。
チラッと如月さんを見ると、早苗の勢いに圧倒されている。
「いったいどんな説明したんですか、如月さん」
声をかけると引きつったような笑みを見せた。