狂愛ラバーズ
意地悪し過ぎかもしれないけど、恥ずかしさの余り俺の胸にグリグリと頭を擦り付けるかれん。





またこれが可愛くてたまらない。





「言わないとキスしかしないよ?」

「いや……キスよりもっと……して?」





首を傾けお願いする姿を見たら叶えないわけにはいかない。





「大丈夫?」


「うん……。」





すぐにベッドインしてしまい熱くなってしまった。





上半身を起こし、ぐったりと横たわるかれんの髪の毛を鋤く。





「今度、チュープリ録りたいなぁ。」





そう言われ、叶えるべく次の日仕事が終わりゲーセンに行きそのチュープリを撮った。





「んふっ、私と海斗さんのアルバムだね。」





手帳に張って欲しいと言われ、それも叶えないわけにはいかない。




こんな小さいものじゃなく、巨大パネルにして部屋に飾りたいぐらいだ。



-END-


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