兎心の宝箱【短編集】

ですがポットが街外れの

あの丘についた頃には

魔物達が街を襲ったあとでした


遠くにみえる王様のいるお城からも

沢山の煙がみえます


新しい王様もこの様子では

無事ではないでしょう



もうすべてが遅い事をさとったポットは

丘の上のいつも昼寝をしていた場所に

冷たくなったココアを横たえました



涙が次々に溢れてきます

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