兎心の宝箱【短編集】
「私は、また三人で楽しく遊びたいの! だから私はこのまま三人の関係を終わらせたくない。それが夏美を泣かせた私のケジメ」
ずっと冬子が抱きしめてくれている。涙は、止まらないけど少しずつ心が穏やかになっていく。
「月曜日の朝、迎えに来るから。そうしたら一緒に光太君を迎えに行って一緒に学校にいこう。大丈夫、私がついてるから」
うん、私が辛うじてそう答えると抱きしめていた力が抜けていく。