精神の崩壊
手掛かりを求めて
 女は暴動鎮圧剤を使用していた、その為女は暴動鎮圧剤を作り使用する為に、薬品やマスクを購入した筈だ。

 最近の購入記録を調べれば犯人に結び付くかも知れない。

 警察は、早速捜査に乗り出し此処最近防毒マスクやSC作製に必要な薬品等を購入した者は居ないか調査した。

 その結果該当者は、41名でその中の37名は所持使用とその正当性が確認された。

 しかし、残りの4名は女に金を渡され購入して来てくれれば礼金を渡すと言われ、金欲しさに購入した事が判明した。

 警察は、やっと犯人に辿り着けるかと思い歓喜した。

 しかし、それもつかの間でその4名の話しは一行に噛み合わないのだ。

 事情聴取を行うと、1人は40代の女性だと言い、また1人は60代の女性だと言い、またある者は30代の外国人の様だったと言い、またある者は可なりの老婆だったと言い、千差万別だったのだ。

 全員に女の声を聴かせたが、全員の答えは全く違うとの事だった。

 それを聴き、悔しさが込み上げて来たがその者達も金欲しさに犯人の指示に従ったのかも知れないとして、証言を元にモンタージュ写真を作り捜査する事と為った。
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