隣人の狂気
そんな世間的『普通』を求める友人達を尻目にワタシはアズマさんの経営するアジアン雑貨店に就職した。

しかもただの店員としてじゃなく将来の店長候補として。

ワタシは中学生の頃から「早く大人になりたい、社会に出たい」と思っていて、それを何かの拍子にアズマさんに話したらスカウトされたのだ。

そこはアズマさんが経営する店の中では一番ちっちゃい店だけど、その分マンツーマンで何から何まで指導してもらえた。

これまで同様ワタシは新しい生活にあっという間に馴染んでいった。

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