愛してるの言葉だけで。
上手く笑えないのは、きっと幸信がいなくなったからだ…
全然、気づかなかった。
私でも気づかなかったことを聖也くんは気づいてたの?
「俺は夏希ちゃんには笑っていてほしい。……好きだから」
「えっ?」
「好きです。もし良かったら付き合うとか考えてほしい…」
そう言い終わると聖也くんは音楽室を出て行った。
私…
聖也くんに告白された?
聖也くんが私のことを好き?
信じられない事実に私はただただ立ち尽くすことしかできなかった。