愛してるの言葉だけで。
早く誰か来て…
お願い…
みんな一生懸命この日のために練習して来たんだよ。
その努力を私ひとりがここに閉じ込められたからって無駄にしたくなんかないよ…!!
──ガラガラ…
その瞬間に、眩しい光が体育倉庫の扉から注がれた。
あまりの眩しさに目を細める。
「本当にいた……」
その光の先にいたのは、新井くんだった。
なんで新井くんが…?
新井くんの隣には幸信がすました顔をして立っていた。
どうゆうこと?
今、自分がおかれている状況をつかめていない私はポカーンとして新井くんと幸信を見ていた。