猫鼠伝説
「華。さっそく友達できたの?」
つり目な男の子
なんか、苦手だった。
雰囲気が猫に似てる。

真っ黒い髪の毛で、あんまり身長は高くない。

「うん。今さっき。星羅ちゃんだよ」
華ちゃんが紹介してくれた。

「俺、名乗りたくないんだけど・・・・」
その男が言った。

「早くッ」
華ちゃんが言えって言ってる。
怖いな・・・

「分かったよ。俺は、みゅう・・・羽深 猫(ハブカ ミュウ)。」

猫に似てると思ったら、名前まで猫?

「そういえば、星羅ちゃんの苗字って何?」
華ちゃんが聞いた。

「羽村・・・」
そういうと華ちゃんは申し訳なさそうな顔をして、
「学校、一緒にいこ」

と言った。

「おーい、みゅー!!」
誰かが羽深 猫を呼んだ。

どっか行ってくれる・・・

猫に似たあの人は嫌いだった。
「今、行く」
って叫んだ後私の所に来た。

「知ってた?猫ってハムスター好きなんだよ?」
私の耳元で言った。

「ハムスターは、猫が嫌いなんだよッ」
そう言い返して走って学校にいった

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