§君に殺されるなら本望§ 〜Smoke junkie〜





なんなんだろう


この燻るような


感覚は



また新たな疑問が浮かび上がる



そのままの体勢でいたら



ふっとあの雨の日のことを


思い出した



なんで


あんなにも


気付くのが遅かったんだろう


認めるのが悔しかったのか

別の理由が欲しかったのか

それはわからない



性格じょう


負けた気がすると思ってたのかな、


でも認めてみると案外しっくりきているのが



不思議だと思った。



相変わらず奇妙な関係に変わりはないけど



君がくれた答えに満足している




また、君に聞いてしまえば簡単に求まるのかもしれないけど


でも、


今度は君の力を借りずに

見つけなきゃいけない気がした






でも


もう自分だけで考えるのはよそう


ろくなことにならない


あたし、学習したなぁ…









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