For You ‐この想い君へ‐


「いっ…」


「どうした?」


あたしが立ち止まると同時に松永も止まる


「ゲタでずっと歩いてたからかな…」


その場で脱いで見てみると、あたしの足の内側はすれて、真っ赤になっていた


(今更痛みが…)


「じゃあ俺の靴貸す」


そう言って松永は靴を脱ぎはじめる


「いや、いい!それは申し訳ない…!」


「別にいいって」


あたしは松永の腕をとっさに掴んだ。

松永はその様子を不思議そうに見てくる


< 135 / 277 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop