For You ‐この想い君へ‐


「腕…掴みながら、歩いていいなら…それでいいんだけど…」


あたしはうつむき加減でそう松永に言う


「分かった。いいよ」


そう松永は少し笑いながらあたしの頭をぽんっとした


あたしはこのふとした優しさにいつも心奪われるんだ。ずるいよ…松永


あたしは松永の腕をそっと掴み、少し後ろをゆっくり歩いた


さっきからあたしは胸が苦しくてしょうがない。

松永があたしに合わせて歩いてくれているのが分かったから…


今思えば、あたしはいつも松永に助けられてる

出会えたこともあたしにとっては、松永に救われていたみたいなもの

出会ってなかったら、高校が楽しいと思えなかったかもしれない


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