For You ‐この想い君へ‐


これは夢じゃない…


空に上がる大きな花火の音

そして松永の言葉、表情が、あたしの胸の奥までちゃんと響いているから


そしてあたし達は自然にゆっくり歩き始めた


さっき掴んでいた腕を手へと移し

手と手を重ね、沈黙のなか想いを確かめるかのようにお互い強く握り合った…



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