For You ‐この想い君へ‐
「あっごめん。誰かと来てるんだよな」
中原くんは周りをキョロキョロ見渡した
「あ、うん。」
(松永…イライラしてないかな)
「あっいちおう俺が吉沢に告ったこと記憶から消さないでね」
「えっ」
コソッとあたしの耳元でそう呟く
「なかったことにはしてもらいたくないからさ」
「あっうん…それはもちろん。有り難く思ってます」
「それを聞けてよかった。じゃあ、吉沢またな」
(そんなのが聞けてよかったの…?)
そう笑う中原くんに疑問を感じた
「うん。じゃあね」