続・恋する心は“あなた”限定

「俺、少し外に出てるよ。おでこのタオル、冷やしてくる…。」


のせられていたタオルを静かに取った。


「あ!何か食べたいものとかあるか?タオル濡らしに一階に行くからさ…。」


「そ、そうだなぁ…果物なら食べれそう…。ぐっすり寝たら、少しお腹空いたみたい…。」


由優は布団を鼻の辺りまでバサッと被りながら、恥ずかしそうに笑った。


ヤバイ…。
可愛いすぎて、気を許すと襲いたくなる…。


我慢、我慢……。
由優は風邪ひいて辛い想いをしてるっていうのに、何考えてるんだよ…。



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