半熟cherry
キャーッ!!
キャーッ!!!
キャーッ!!!!
思わず叫びそうになる口元を手のひらで覆う。
……この人も、ハダカッ?!
寝返りを打ったときにはだけたのか。
肩から鎖骨の辺りには何もかかっていない。
………ってコトはやっぱり………。
何も覚えてない。
なんでこうなったのかすらわからない。
隣で寝ている彼は。
知り合いではない。
初めて見る顔。
……どうしよう……。
私は彼を起こさないように。
そっとベッドから出た。