この想いは・・・。
「愛子」
「ん?」
「これからもよろしくな?」
少し顔を赤くして宏太は微笑むときつくあたしを抱きしめた。
「愛してる」
あなたから愛をもらえるなんて思いもしなかった。
永遠に一方通行だと思っていた。
でも今あたしは宏太の愛で満たされている。
宏太・・・おばあちゃん・・・
あたし幸せよ・・・?
「お前・・・婚約者どうするんだよ」
「婚約者・・・?あっ」
宏太と結ばれて幸せすぎて佐藤さんの存在を忘れてた。
「今、婚約破棄しろよ」
「今?」
「今。婚約者なんて2人もいらねーよ」
それってもう宏太はあたしの婚約者って事だよね・・・。
考えただけで恥ずかしくなる。
「ほら、電話」
「う、うん」
あたしは携帯を鞄から取り出すと佐藤さんに電話を掛けた。
『もしもし?』
「あの、田崎です」
『クスクス、分かってますよ』
そういえば、あたしの番号登録してから画面にあたしって出るよね・・。
恥ずかし・・。