バレンタインのキセキ。
ありのままに質問すると、一旦実咲はキョトンとした顔をし、でも、それは一瞬でにやり。と小さな不気味な笑みを浮かべ、
「あのね、普通にね?放送で連絡あったよ?」
不気味な笑顔から、意味ありげな表情になり、より不気味。
『えっ!?』
あたし知らないし…
普通放送どこにでも
されるよねっ!?
学校だったらボリューム0に
されたら聞こえないけど…
普通お店!うん、大型!
ジャ○コです!笑
「あはっ!聞こえてなかった系?」
『う、うん…』
「そんだけ竜くんとラブラブしてたんじゃないの?」
『はっ!?///』
んな事ないし…。
と言おうとしたけど…。
うん。
さっき、うん、かなり
やばかったしね。
フラッシュバックの
ようにさっきの事が新鮮に
蘇る。
めちゃ接近したよね。
「顔、赤いよ?」
『実咲〜っ!//』
いつの間にか、赤くなってたあたしを実咲は茶化す。
「はいはい、怒らない。怒らな〜い♪」
怒るっつーねん。←
普通に怒るっつーねん。←
『それ以上言ったら怒るを越えてキレるよ?』