カラダから始まる恋ってありますか?

シャワーを浴びてスッキリしたはずなのに


思い出した事実に目が眩む。


排水口に流れていく泡みたいに、あたしも水に溶けて、このまま流れて消えてなくなりたい。



あたし…最悪だ…。本当に…。



濡れたカラダを、借りたバスタオルで拭いてカゴの中に置いていた服を見つめた。


酔いがさめた頭で、その服を見ると、昨日の自分の大胆さにまた頭を抱えた。


気を使って、後ろを向いてくれている祐介さんを横目で見ながら


ベッドから起きて、服を探して見つけた時。なんだか違和感を感じた。



普通…こういう時は、服は散らばってるはずなのに…


あたしの服は、一カ所に、脱ぎ捨てられた状態で重なっていたんだ。




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