カラダから始まる恋ってありますか?
【裕介side】


「ごめんなさい!」

彼女が、俺に頭を下げた。


「えっ?どうして?」


「だって…あの…あたしが…あなたに…」


真っ白な肌を真っ赤にさせ、罰が悪そうな表情で話す彼女。


あっ…もしかして…


「思い出したの?」


そう聞くと「はい」と申し訳なさそうに、また頭を下げた。



「そんな…気にしないで」



俺の言葉に、キョトンと俺の顔を見つめる彼女。




< 28 / 382 >

この作品をシェア

pagetop