イケメン担任とヒミツの放課後恋愛【完】
何何?
どこに行くの?


少しの不安と多大な期待を胸についていくあたしの前、担任は大股でツカツカ廊下を歩き、


指導室とプレートの貼ってある部屋の前で立ち止まった。


そして―――
ドアノブを捻り、部屋に入り椅子に腰をおろすと、


さっきまでのニヤッとした顔を一変、キリっとした“先生”の顔に変わり、



「で?
どこがわからないって?」



凄みさえ感じさせるような真剣な顔で、


「俺の授業を聞いていてわからないなんて、ソレ、問題だろ?」


メガネの奥の涼しい瞳をキラリと光らせ、あたしの顔を真正面から見据えた。

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