イケメン担任とヒミツの放課後恋愛【完】
「…っ…」


その整いすぎた綺麗な顔のあまりの迫力にポッと頬がそまり、


「…っ…」


下心ありありだったあたしに、勉強をきちんと教えてくれようとする、この真剣な顔は


「け…け…けっこーです」


あまりにも心苦しくて。


「なんか…もう…。
先生の顔見たらわかっちゃったかも…」


逃げ出したくなって慌てたあたしは、ガタタン…っと椅子を倒してしまった。


「し…し…失礼しま…」


急いで倒れた椅子を戻して、バタバタと部屋を出て行こうとしたあたしの体が―――


カクン…っと―――


後ろに傾いたのは――




――あたしの制服の襟首を担任が掴んだせいで。
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