Bad Girl~不良少女~
教室に戻っても、クラスメートはうちをチラチラ見ながら何だかんだ言ってる。
聖華は、うちに同情するでもなく、大きな声でさっきのことを大袈裟に話している。
逆に事を大きくしてどうすんだよ。
ったく……。
3年の教室に行ったから、もう今日はここにいる理由はない。
明日また来るってことで帰ろうかな。
うん、そうしよう。
これ以上こんなとこにいれっかって!!
ガタンと音を立てて椅子が倒れる。
その音で教室がシンとなったのは、うちがキレたと思われたからでしょう。
みんなをジロっと見回して出口に向かって歩いて行く。
「稜っ!?」
小さく声をかけた聖華に小さく手を上げて答える。
教室のドアを開けて、廊下を歩き出した。
そうなるとまた教室の中は騒がしくなる。
うちの話は、いい加減終わってるといいけど。