Bad Girl~不良少女~



「聖華……」


聖華から離れて、そっと見つめ合う。


聖華の幸せは、うちにとっても嬉しいことだし、うちをちゃんと1人の人間として受け入れてくれてる聖華のことを応援したいと思ってたから。


「稜も頑張りなよ」


ちょっと得意げな顔で聖華はそう言った。


「わ、調子乗ってる」


「何がよ」


そう言って笑いあううちらを、綾村と栗崎は不思議な眼差しで見ている。


「とりあえず、良かったじゃん」


「うん。明日、ちょっと聞いてね」


チラっとウインクをして見せて綾村の隣に移動する。


綾村と腕を絡ませて幸せそうに微笑む。


まるでうちに見せ付けてるみたい。


チラっと栗崎を見ると、栗崎もうちを見ていて、がっつり視線が合う。


「っ……」


思わず視線を反らしてしまったけど、いい加減素直にならなきゃいけないなって思ってる。


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