学校では教えてくれない"不倫学"
では、「あなたのことが大事な人」の反対は、「不倫そのものが許せない人」の反対となにが違うんでしょう?

あなたのことが大事な人は、不倫はフツーの恋愛よりもうまくいかないことが多いからツラくなるだろうな・・・という「イメージ」から反対します。

なにせ、「あなたのことが」大事な人なので、燃えあがるような恋愛を応援したいのはやまやまですが、うまくいかずに燃え尽きて不幸になるほうがもっと心配なのです。

それよりは、もっと楽な恋愛をしてほしいと思うわけです。

一緒にディズニーランドに行った時のように、バカみたいにはしゃいでるあなたを見たいのです。

ですから、あなたのことが大事な人は、反対しながらも、なんだかんだといいながら話を聞いてくれるものです。中には、まったく反対しない人もいるでしょう。
いずれにしろ、あなたが幸せだという「気持ち」自体を否定したくはないという意味では同じです。


不倫の恋をしていたら、友だちが減るのは避けられません。

しかし、だからこそ、反対しながらも友だちでいてくれるような人は、あなたのことが好きである証拠なので、反対されることに気分がよくなくても、おとなげなく怒ってはいけません。

不倫に反対するのは、あなたが悪いわけでも、友だちが悪いわけでもないのです。

悪いのは、不倫の悪いイメージばかりが先行しているからです。だまされてるとか、そういうような。

そこで次回からは、なぜ不倫の理解がされないかを考えていきましょう。
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