あわないふたり
遭わないふたりなのだから殺される心配はない。


一緒にいても、見えないのだから。


しかし、一つ忘れている。


別の場所で、自分がいない場所で第三者に目撃される。


これが、アナタの頭の中にあることだろう。


だとすると、この考えも否定されるべきか。


もうこんな時間だ。


では、次で最後にしよう。


本当に。


私は嘘が嫌いだ。


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