colors
―Side朱嘉―


体育が終わり、着替えるために更衣室に向かう。


「次なんだっけ?」

「英語よ。紫希、予習してきた?」

「え?してないよー?」

「今日当たる日じゃなかった?」

「あ゛。」


私の隣では、藍華たちが次の授業の話をしてる。
正直私はそれどころじゃない…


「……ぇ。ねぇ朱嘉?聞いてる?」

「え?あ、ゴメン;聞いてなかった;;」


突然、紅乃が話しかけてきた。


「どうしたの?黙りこんじゃって…」


紫希は少し驚いた顔で、私の顔をのぞきこんできた。


「え、ぁ。いや…」

「明くんってば抜かりないんだから…」


…なぜそこで明がでてくるんだろう。
紫希はむぅ。と頬を膨らましてそっぽを向いた。


「あ、ねぇ朱嘉。今日一緒に帰らない?」


更衣室に着いて、着替始めた藍華は思い出したように言った。


「あ、ゴメン。今日はさく…母さんと買い物にいくんだ。だからまた今度でいい?」

「そうなの?じゃぁ仕方ないわね」


藍華は少し残念そうに笑って頷いた。


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