だって君が好きだから。
「おはよ」
……ヤバい、修だ。
なんだか気まずいな。
「おっす〜」
「あ、おはよう〜…」
「昨日悪かったな、
泥酔して爆睡してて…。」
「いいよ、そんなん」
キョーちゃんが隣で
そう言った。
あたしも合わせて
首を縦にブンブン降る。
「また飲み会でもなんでも
あったら呼んでくれよ〜」
「おぅ、わかった〜」
「…てかさ、
お前らってくっついたの?」
「…えっ」
「なっ、」
あたしもキョーちゃんも
焦って
何も言えなかった。
ちゃんと付き合い始めた
って言えばいいのに。
「やっぱり?」
キョーちゃんは
あたしをチラっと見てから
「おっ、おう。」
そう、返事をした。
「ふ〜ん、
…まっ、がんばれよ。」
「おぅ、」
「俺に変な気とか
使わないでいいから。」
「…ん」
じゃぁなっと言って
修は行ってしまった。
…やっぱり、ダメだ。
修の顔みたら胸がきゅ〜って
すごく苦しくなる。