輝石
そう思いながら帰る支度をしてると、誰かが教室に入ってきた。
あたしは、気にせず支度を続ける。
「おい、佐藤。
先生を無視するなよ~」
先生だったのか...
『あはは、すみません!
ところで、どうしたんですか?』
先生は、そうだったと言い、
あたしにプリントを渡してきた。
「それ、中村に届けてくれ。
住所は、これに書いてある。』
『え!!待ってくださいよ。
私、中村君と仲良い訳じゃないですし...』
って、先生。
もう逃げてるし...