【完】ヤクザな彼氏
「アホじゃろ!邪魔すな!」
「俺って欲しいものは手に入らないと気がすまないんだよね」
サラッとそういう多田羅くん
「知るか!!」
牛沢くんが目つきを変えそう叫んだ
それから数分2人のやり取り(?)は続いた
私は苦笑いをする事しか出来ない
「・・・姐さん頑張って下さい」
ポン、と肩を叩かれる
まさかヤクザに励まされる日が来るとは・・・
「・・・はははは」
と私は作り笑いをしてみせる
あーもう、めんどくさい。
私はめんどくさい事が大嫌いなのよ!