【完】ヤクザな彼氏

「アホじゃろ!邪魔すな!」

「俺って欲しいものは手に入らないと気がすまないんだよね」

サラッとそういう多田羅くん

「知るか!!」

牛沢くんが目つきを変えそう叫んだ



それから数分2人のやり取り(?)は続いた

私は苦笑いをする事しか出来ない



「・・・姐さん頑張って下さい」

ポン、と肩を叩かれる

まさかヤクザに励まされる日が来るとは・・・

「・・・はははは」

と私は作り笑いをしてみせる

あーもう、めんどくさい。

私はめんどくさい事が大嫌いなのよ!


< 116 / 143 >

この作品をシェア

pagetop