KEEP OUT!
 
「確か…雛姫ちゃんだっけぇ?お姫サマっぽい!」


あ…。

いつの間にか…体がぶつかるぐらい近くなってるではないか。

クリーム色の少年がずいっと顔を近づけてくる。


晴也以外にそこまで接近されたことがない雛姫にとっては、

そうとうなカルチャーショックだろう。

思わず眼をそらす。


「こら!涼!あんま近づくと…見つかった時に言い訳できないって!!」


黒髪の少年に言われると…すんなり涼は一歩下がった。


< 7 / 102 >

この作品をシェア

pagetop