KEEP OUT!
雛姫はあまりにも近づく2人から距離を離そうとして、

後ろに下がろうとするが、

塀に邪魔をされていて動けなかった。


それを気付かれたのか、二人は雛姫の左右に付く。

がっちりと両腕をつかまれた。

逃げようとするが、当然男子の力×2人には

勝てる気がしなかった。

   
「…なんですか…/////?」


戸惑いながら…言葉を発した。

涼は黒髪の少年に向かってこう告げた。


「ねぇ音羽、この子欲しくない?」



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