私、不良です
「こうなりゃ本物のスキンの元に行って
ぎゃふんと言わせるしかないな」
「え!?病人に暴力振るうの?!」
「まさか。説得するんですよ」
アリスの説明に納得したがまた噛み付いた。
「なんという執着心…」
その言葉は全員の反感を食らった。
今更気付いたがケンカをしない私は
この中で一番下っ端なんだろう。
それとも元から相手にされていないかも。
「まっ、普通そう思うだろーな」
スキンは笑うが目は切なく細めていた。
「残念ながら俺の弟は意識は無い」
付きつけられた現実に
全員、静まり返った。
真ん中に集められた鶴は
いつの間にか山積みとなっている。