Welcome to☆椿荘
その瞬間
私の中に力が溢れてきた


この子は変わろうともがいている


何とかしてあげたい

強い思いが私を突き動かす

「わかった!
力になるよ。」


「…え!?」



「良司は本当に変わろうとしてるなら、私は全力でサポートする。

お母さんの事も二人でゆっくり考えよう。」


私の言葉に良司は初めて微笑んだ


エクボを作りながら
泣き顔で微笑む彼は何よりも美しく、清らかに見えた
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