ずっと一緒
記憶喪失
それからあたしは大学を辞めて、大好きな瑞季のそばに居れることになった!

でも相変わらず瑞季はあたしと口を聞いてくれない…

「瑞季、今日はいい天気だよ!」
「…」
「外、散歩行こ!」
「いい…」
ホントにそっけない返事…「毎日病室にいるよりマシだよ!」
「…」
「瑞季…」
あたしは悲しい顔をした…「ぢ、ぢゃあ行こうか」
えっ?!
瑞季が口を聞いてくれた!「いいの?」
「か、悲しい顔されると…困るから…」
…瑞季は昔から優しかった。いつもの瑞季だ!
ただ思い出せないだけなんだ!
「ぢゃあ行こ!瑞季!」
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