僕の隣に、もう君は居ない。




ふわり、と

菜都の香りが鼻を霞め。




妙に静かすぎる部屋が
あまりにも虚しかったのに






「・・・・っ、ふぇっ」





・・・・・女の泣き声・・・・・




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