いじめ【嫉妬】
先生の声はものすごくデカく、

耳栓をさしたいぐらい大きい。

こまくが破れるんじゃないかって

ぐらいね。

それにしても体が重い。

ジャンプするたびに、どうしてこんなに

自分の体は重いのか疑問に思うぐらい。

「ハイ、終わりー。

各地マットを引いてグループごとに

練習してもよし」

やっと終わった。

あたしは、リボン演技のグループだから

由乃と花音と同じグループだ。

「ユリー!」

後ろから声がした。

振り向くと、由乃。
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