愛をささやく異世界にて…〜闇の姫光の姫〜

*2*〜2〜

そんな有名人をジロジロ見ていた私の前に黒いフードをかぶった背が私の腰までしかない少年が現れた。


【ひっ!!】


少年が気配も感じさせずに急に現れたためあいるは小さい悲鳴を上げた。
その瞬間七人が一斉に振り向いた。

コワッ!


と思ったが顔を変えずに少年を見る。

すると少年が高くもなく低くもない不思議な声で話しかけてきた。


【君たちは選ばれた戦士たちだ。お願い、僕の世界を助けてくれ。】


その瞬間みんながはぁ??とゆう顔をした。
三人を除いた。
その三人とは
お嬢様の嶺槌麻梨乃
いつでも元気な内原愛好
何にでも熱くなる碇里槇哉だ。

その三人でも反応はバラバラだが。
麻梨乃は
あらあら、どうしましょう私に務まるかしらと金髪の髪をした頭を可愛らしく傾げる。

愛好はゲームみたいだなと笑いながら燃えてきたーと言いながら屈伸をしている。

槇哉は俺が戦士?!戦士かぁ
よっしゃぁ!!俺がちびの国を救ってやる。
んで、ちび!!敵はどこにいるんだ!?と拳を握りしめて辺りをギラギラと睨んでいる。


そんな三人を少年は無視して淡々と話しかける。




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