虹を好きになったあなた
「…何言ってんだよ。光は間違っている。

俺がどれだけ光の言葉で嬉しくなったと思う?


光の笑顔でどれだけ雨がなくなったと思う?


光の存在が…どれだけ俺の心を支えてくれたと思ってんだよ」


私は蒼ちゃんの言っていることが一瞬わからなかった。




蒼ちゃん、それって……



「光…好きだ」



蒼ちゃんの腕に力が入ったのはわかった。



今の…ほんとなの…?



「蒼ちゃん。今の本当?
私は蒼ちゃんの太陽になれるの?
私は…蒼ちゃんの側にいていいの?」



今の言葉が本当なら、私は…



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