アクオー
「ついてきて」

しばらく彼女と二人、夜の住宅街を歩いた。

ほとんどの家の窓は明るい。

(僕が子供の頃は、もう真っ暗だったんだけどなぁ)

最近の夜は短くなってしまったのだろうか。

一日の時間は今も昔も変わらないのに。

少し不思議な気持ちになった。

(どこまで行くんだろう?)

トミーが足を止めたのは、古い木造建築の一軒家だった。
< 22 / 61 >

この作品をシェア

pagetop