アクオー
サイレンが、かなり大きく鳴り響く。

またトミーの瞳が濡れてきた。

「そろそろね」

「行こうか」

飲み終えた缶コーヒーを自販機の横のゴミ箱に捨て、今度は僕の方からトミーの手を握った。

トミーは嫌がりもせずに微笑んでくれた。



(トミーと会えて良かった)
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