アクオー
もとの公園に戻って、置いておいた僕の自転車にまたがった。

「乗りなよ」

「あら、素敵ね」

後ろにトミーを乗せて、走り出す。

トミーは、ちょこんと女乗りをするので、バランスをとるのが難しかった。



初夏の夜の風を二人で浴びながら、さっきのアクオーについてお喋りする。

こんなに楽しい夜は、初めてだった。
< 37 / 61 >

この作品をシェア

pagetop