アクオー
しばらくしてトミーが口を開いた。

「ああいう人が居る所は、やめましょう」

「うん。そうだね」

直接、会話をした人間の家をアクオーするのは、さすがに気が引ける。

どこか憎めないタイプの人だったし。

どうやら、中には奥さんと一緒に小さい子も居る様だった。

購入したばかりの家と一緒に家族まで失ったら、と思うと先ほどの男が可哀相になってしまった。



「でも、アクオーってそういうものよ」
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