アクオー
「かあさんっ!!」

メガネが割れているのも気にせずに、炎の塊と化した自分の家に向かって叫んでいる。

「誰か、かあさんをっ!!」

「まだ中に居るのか?」

「だ、誰か、かあさんをっ!!」

消防士とのやり取りも刺激的だ。



「傑作ね」

トミーの濡れた瞳が、オレンジ色に輝いていた。
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