Monsoon Town
不覚にも、その微笑みに心臓がドキッ…と鳴った。

「陣内さんの方がかっこいいと思います!」

ニコニコと笑いながら言ったひまわりに、陣内の胸の中が温かくなった。

「そうか…。

そう思ってるなら、俺も嬉しい」

「えっ?」

「いや、何でもない」

陣内はひまわりに背中を見せた。

おそらく、今の自分の顔は見られたら恥ずかしいくらいに紅いことだろう。

「ひまわり…そろそろ、部屋に戻るぞ」

「あ、そうですね」

「明日も遊びに行くんだったら、早く寝た方がいいぞ」

「はーい!」

陣内とひまわりは一緒にロビーを後にした。
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