結婚恋愛


「うちの美世より、年上のようだが・・・」

「32です」


使いなれた微笑みを浮かべて、彬は2人に好印象を与えていく


彬が帰る前に、美世の部屋を見たいと言い出したので、仕方なく美世は自室に案内する


「女の子っぽいと言えば女の子っぽいけど・・・」

「可愛らしさがないと言いたいのでしょう?自覚してます」


女の子らしいものが、昔から苦手なのだ

ピンクや黄色の服を着たことはないし、そういう色のものも持ってもいない



< 108 / 706 >

この作品をシェア

pagetop