結婚恋愛
「うちの美世より、年上のようだが・・・」
「32です」
使いなれた微笑みを浮かべて、彬は2人に好印象を与えていく
彬が帰る前に、美世の部屋を見たいと言い出したので、仕方なく美世は自室に案内する
「女の子っぽいと言えば女の子っぽいけど・・・」
「可愛らしさがないと言いたいのでしょう?自覚してます」
女の子らしいものが、昔から苦手なのだ
ピンクや黄色の服を着たことはないし、そういう色のものも持ってもいない