結婚恋愛


部屋を見渡す彬に、美世は居心地の悪さを感じていた

自分の部屋に男性を入れたのは初めてなので、こういう時どうすればいいのか分からない


「座らないの?」

「え、あ・・・そう、ですね・・・」


いつの間にか、彬は美世のベッドに座っていた

美世は一瞬ベッドに座ろうかと思ったが、やめてイスに座ることにした


「いくつか、うちのマンションに持ってくる?」

「は?あぁ・・・そうですね。でも、社長のお宅ゲストルームがありましたよね?そこを使おうかと、思ってたんですが・・・」


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