結婚恋愛


美世を見送って、同僚は自分の席に着く


「麻生さん、胃薬の量とかまた増えてたよ?社長、見た目いいのにあの性格だからねぇ。麻生さんも大変だよ」


他人事のように言う秘書課の同僚の言葉など、美世が聞いているはずもない







「社長、お呼びですか?」


第一会議室のドアをノックして、美世はイスに偉そうに座っている彬を呼んだ


「美世ちゃん、コーヒー」

「ここにはありません。社長室にお戻りください」


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